保育士の転職情報比較まとめガイド

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保育士がワークバランスを保つには…

(※イメージ画像です)

近年、少子化時代と言われ、子どもが減っているというのに保育園に入れない家庭が多

くあります。なぜ?と思いますよね。その理由の一つとして、保育園はあっても保育士

が足りず、経営が困難になっている園が多くあるという現実があるからです。保育士と

いう仕事はワークバランスを保つことが難しいと言われ、せっかく働き始めてもすぐ退

職したり、結婚や出産のタイミングで辞めてしまう…資格はあるのに働かない「潜在保

育士」と呼ばれる保育士が多くいます。保育士がワークバランスを保つことが難しい理

由と解決策を紹介します。

<保育士がワークバランスを保つことが難しい理由>

①勤務時間がバラバラ

保育士は早番や遅番という、シフト勤務で働くことが多いです。例えば、開園時間が7

時~19時の保育園があったとします。保育士は7時~19時の中でシフトを組むため、月

曜日は7時出勤、火曜日は10時出勤などと出勤時間が不規則です。また、遅番の次の日

が早番となっていると起きれるかな…という不安があり精神的なストレスも大きいで

す。子どもがいる保育士さんは、勤務に合わせて子ども達を振り回してしまうこともあ

るため、固定時間で働くより負担が大きくなります。

②持ち帰りの仕事や残業がある

運動会や発表会の行事前になるとお面や衣装作りなどがあります。勤務時間内では間に

合わなくて、持ち帰ったり職場に残って作ったりすることがあります。園によっては、

先輩が残業していると後輩は帰れないという園もあるようで、拘束時間が長くなってし

まうようです。子どものお迎えがあったりすると、残業は出来ないため泣く泣く持ち帰

り、夜中まで仕事をするなんてこともあります。

③有休が取りづらい

保育士は複数でクラス担任を受け持つことが多いです。そのため、保育士が一人欠勤す

るとクラスが回らなくなってしまいます。フリーの保育士がいる園は、そういった時に

ヘルプで入ることもありますがそういう園ばかりではないため、「自分が休むと他の先

生に迷惑がかかってしまう…」と思いなかなか有休を取ることができません。急な体調

不良や、自分の子の用事で休むなど理由がないと休みづらいことが多いです。

(※イメージ画像です)

<ワークバランスを保つために…>

①時間を選択する

正規職員で働くとなると、拘束時間や責任も大きくなります。そうなると、精神的にも

体力的にもきつくなります。固定時間で働くことのできる非常勤職員になるという道が

あります。非常勤職員はクラスのチーフになることもほとんどないですし、クラスの補

助的立場になることも多いため、心の負担は減ります。また同じ時間に出勤するので、

生活リズムも整いやすくなります。

②働きやすい職場を探す

小規模園や行事が少ない園を探すという手があります。園のホームページなどを見て、

行事に力を入れず子ども達のやりことを尊重している園は比較的行事も少ないため、持

ち帰りの仕事も少ないのではないかと思われます。

③オンとオフの切り替えをする

休日になっても、「来週はどんな遊びをしようかな」「今度、遠足があるから何か遊び

を考えなきゃな…」と仕事のことを考えてしまいがちですが、今日は仕事のことは考え

ない!と決めて忘れる癖をつけましょう。休日も仕事のことを考えていると、頭が休ま

りません。しっかりオンとオフの切り替えをし、心も体もリフレッシュするようにしま

しょう。

<まとめ>

保育士という仕事は、なかなかワークバランスを保つことが難しいですが選択肢はたく

さんあります。せっかく保育士資格を持っているのに、働かずに持っているだけではも

ったいないです。自分に合った働き方を見つけて、仕事もプライベートも充実した毎日

を過ごしましょう。