保育士の転職情報比較まとめガイド

保育士に特化した転職情報のコラムをお届けしていきます

自分に適した保育園の選び方

(※イメージ画像です)

保育士資格を取得しいざ働こうと思った時、まず思うことは「どこの園にしよう?」で

はないでしょうか。他にも、今の園から違う園に転職したいなと思った時、「どんな園

が自分に合っているのだろうか…」と考えますよね。どちらも背景には、どの保育園が

良くてどの保育園が悪いのかがわかりづらいというところがあると思います。働き始め

てから、この園は自分には合っていないと感じてもすぐには辞めづらいため、園選びは

慎重に行いたいですよね。そこで、自分に合った園の選び方を紹介したいと思います。

<まず自分の希望を明確にすること>

保育園を選ぶ前に、自分は何を重視しているのか、ここだけは譲れないというものを明

確にします。例えばどんなものがあるのか、細かく分類してみましょう。

①給料

給料は生活に大きく関わってくる部分となりますが、月給、賞与の希望をはっきりして

おくと良いでしょう。常勤、非常勤でもかなり金額が変わってくるため、自分の生活ス

タイルと照らし合わせ考えると良いでしょう。

②勤務先の場所

自宅からの距離を考えてみましょう。園から近い場所というのは、通勤しやすいですが

園児に会うことも多いです。遠い場所は、園児に会うことは少ないですが通勤に時間が

かかります。保育士はシフト勤務がほとんどですので、早番でも遅番でも負担が少ない

距離の場所を選ぶと良いでしょう。

③年間休日日数

休みが多いかどうかを見ましょう。休日日数は大体100日以上のところが多いですが、

まれに100日を下回る求人もあります。100日を下回る場合は、おおよそですが月に2、

3回は土曜出勤があることが多いです。

④希望の年齢

クラス担任は園長先生達が決めることも多いため、希望の年齢のクラスを担当出来ると

は限りません。ですが、0歳~2歳の乳児クラスを担当したいという方は小規模保育園

を選ぶという選択が出来ます。自分がゆったり保育をしたいのか、大きな園で元気に保

育をしたいのか、保育園の定員を見てみると良いでしょう。あくまで目安ですが、全体

の定員が100人を超えるか超えないかで園の雰囲気は変わってくると思います。

(※イメージ画像です)

<保育園の保育方針と保育観>

園を選ぶ上で非常に大切になってくるところです。園の保育方針と自分の保育観が全く

違うと何が大変なのでしょうか。例えば、園の方針が設定保育などは行わず、行事など

も行わずのびのびと遊ぶことを中心にしましょうという園。自分の保育観は発表会、お

遊戯など子ども達と何かを作り上げることが大好きで、設定保育が良いという考え方。

自分の保育観と違う園で働くことは納得出来ない部分が必ず出てきてしまいます。ま

た、園側からもそういうことはしないで欲しいと言われてしまうこともあるかもしれま

せん。自分の保育観と合っている園を選ぶと良いでしょう。

<まとめ>

自分に適した園というのは、働いてみないと分からないということもあると思いますが

働く前に出来ることもたくさんあります。まずは、いいなと思った保育園に見学に行

き、保育方針を聞いたり実際に働いている保育士さんたちの様子を見たりし、自分がそ

の園で働いていることを想像できるかどうかだと思います。色々な園を見て、「この園

いいな!」「この園素敵だな!」と思える園が見つけられるといいなと思います。